ファシリテーター育成支援プロジェクト
要旨
まちづくりにおける住民参加や自治を主軸とした話し合いの場において、声の大小を問わず多様な方に参加していだだき、自分の思いや考えを述べる機会を持ってもらうことが重要です。そのためには、話しやすい仕掛けや会議などにおけるファシリテーションの技術の習得が必要となってきます。 住民を主体とした円滑な進行が行われる体制の構築を目指し、町民ファシリテーターの育成に向けて取り組んでいきます。
担当課
ニセコ町 都市建設課
プロジェクトの背景
ニセコ町は、自治基本条例「まちづくり基本条例」を制定し、「住民参加」と「情報共有」を柱とし、「相互扶助」によるまちづくりを進めてきました。 まちづくり基本条例では、まちづくりの主体は町民であり、町民自身が主体的に考え行動するという住民自治を掲げています。 少子高齢化や社会経済情勢の変化、個人の価値観や生活態様の変化などにより、これまでの行政サービスの提供では対応できないことも多く、より住民自治による社会の形成、行政と町民との協働や住民参加が求められる時代になってきています。 住民自治を進める上で、世代や立場が違う多様な主体が対話できる話し合いの場が重要であり、その意見を引き出す進行役であるファシリテーターとしての役割を担う人材が求められています。
プロジェクトの進め方
多様な主体がお互いを尊重し合い、対話をしながら意見を出し合える環境を醸成していくことが望まれます。 町の中でファシリテーターを育成する取り組みを実施することで、住民主体の会議や説明会において住民が主体となって活発で建設的な議論がなされることを目指します。
こんなことを一緒にやりたい
町民ファシリテーター養成のためのファシリテーション研修やワークショップの設計・進行研修、多様なステークホルダーとの交流手法など、住民自治への取り組みを深めるための学びの場を民間事業者様や団体様にご提供いただきながら、一緒に進めていきたいと考えています。
プロジェクトの資金
一部の業務を委託発注することを検討しています。それ以降については、解決策の方針内容によって都度検討します。
スケジュール
未定
その他
特になし