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ニセコ町

ニセコハートラボ立ち上げの背景と目指す姿

ニセコ町は、これまでも「共感」をベースにしたまちづくりを大切に取り組んでまいりました。共感を得るのは、町内の住民のみなさまや企業だけではなく、町外のニセコファンや企業も含む幅広い関係者を意図しており、「豊かな自然景観と環境を将来にわたって守り、継承してゆく」という近年の町の方針には、国内外から幅広い共感の声が寄せられ、そうした声が、私たちが目指すまちづくりに結びついています。

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こうした取り組みをより促進させていくために、多様なステークホルダー(関わる全てのみなさま)と技術・ノウハウ・人的及び資金的リソースの共有と連携を通じて、持続可能なまちづくりを目指す基盤づくりを行うことを目的に、「ニセコハートラボ」という企業や団体との関係構築の仕組みを新しくスタートしていきます。

人口減少・少子高齢化が各地で進む日本において、私たちニセコ町も例外ではなく、いずれは減少へ転じることが見込まれています。そんな中、ニセコ町の持続可能なまちづくりへの強い想いに共感してくださる自治体・事業者の皆さまとの協働・共創の機会づくりを進め、町民や多様なステークホルダーが、安心して心豊かに暮らし続けることができるまちづくりを目指します。

ニセコハートラボのロゴについて

ニセコハートラボ ロゴ

ニセコ町を象徴する羊蹄山から始まるライン(線)は、山の頂上から、街全体を包み込んでいく様子を反映し、羊蹄山を迂回してニセコ町の中央を流れる尻別川と、ニセコへの愛や、まちづくりの共感をもとに、地域を作っていくイメージでロゴをデザインしました。ニセコへの愛やまちづくりへの共感の象徴として「ハート(Heart)」を組み込み、ニセコ町に関わるすべての人が安心して心豊かに暮らし続けるまちづくりを目指すという意味を込めました。また、「ラボ(Labo)」は、研究室や実験室といった意味を持つ言葉で、ニセコ町に共感をいただいた多様なステークホルダーと共に、ニセコ町を舞台に実証実験をして、地域内外の企業や団体と様々な方法でコラボレーションをしていきたいという思いを込めました。

ニセコ町との3つの関わり方

ニセコハートラボは、ニセコ町と多様な企業・団体とのまちづくりに関するパートナーシップの枠組みです。ニセコ町との関わり方として、大きく3つの関わり方があります。

ニセコ町が提供できる3つの関わり方

その他に、ニセコ町とだけの連携にとどまらず、町内企業とはもちろん、ニセコ町とつながりの深い企業や団体同士での交流や連携の機会も多く増えていくことも見据えています。ニセコ町がきっかけで、さらなる企業や団体間での交流が深まっていくことは、私たちが目指す一つの姿でもあります。

ニセコハートラボを推進する連携コーディネーター

ニセコハートラボを推進していく上で、行政のみならず民間企業の視点や立場も必要になっていきます。そこで、ニセコ町の担当者と共にニセコハートラボを推進し、自治体と企業との「つなぎ役」としてニセコ町連携コーディネーターを任命し、企業や団体から連携の相談窓口の一端を担っていきます。また、オフィシャルパートナーとしてパートナーシップ協定の締結をした場合は、ニセコ町の担当者や関係部署に加え、連携コーディネーターも取り組む内容について伴走して支援してまいります。

ニセコハートラボを推進する連携コーディネーターニセコ町連携コーディネーター
株式会社ニセコまち

ニセコ町が目指す持続可能なまちづくりとは

ニセコ町は、「環境創造都市」「町民が環境を生かすまち」を掲げ、環境を基軸に、町民と行政あるいは民間と行政など多様な主体・多様な連携のもと、「自ら考え、行動する」自治を磨き上げながら、地方創生および持続可能なまちづくりに向けた取組を進めています。また、2001 年に制定した「まちづくり基本条例」にあるように、「住民参加」と「情報共有」の2大原則による自治のまちづくりを継続して実践しているのも特徴です。また、「環境モデル都市」「SDGs未来都市」にも選定されており、近年の取組である「豊かな自然景観と環境を将来にわたって守り、継承してゆく」という方針には、日本全国、および海外からも賛同と共感が寄せられています。

ニセコ町が提供できる3つの関わり方

こうした取組を進める上での、地域課題とその解決の方向性について、ニセコ町では以下の様な認識を有しています。

  • 将来的な人口減少に対する備えの必要
  • 20歳前後の世代の進学や就職による流出超過の抑制
  • 住宅不足による近隣自治体への転出の抑制
  • 地域全体での働き手不足という状況の改善
  • 地域外への消費支出の流出(とりわけエネルギー)の抑制による域内経済循環の向上
  • 基幹産業である観光、農業部門において付加価値をより加えることによる雇用者の所得向上
  • 脱炭素という政策方針と上記の対策を融合させ、地域内経済循環率を高めること

上記は地域課題とその解決の方向性の一例ではありますが、こうした課題の解決や、よりニセコ町が魅力的なまちになっていくための新しい取り組みを、ニセコハートラボ(企業や団体との多様な連携)を推進していくことで、一つでも実現に近づけていきたいと考えています。
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さらに詳しく、ニセコ町について詳しく知りたい方は、それぞれ以下のサイトもご参照ください。

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